Physio Kimura Academy
総論 臨床推論の組み立て方 シリーズ:ガイド #1

はじめての方へ — Physio Kimura Academy の歩き方

2026/4/20 / 更新:2026/6/8

はじめての方へ — Physio Kimura Academy の歩き方

この記事で分かること

読了時間:約 4 分

  • このアカデミーが大切にする「臨床推論の言語化」とは
  • 起承転結の一本道で読むおすすめの順番
  • 読む(記事)→ 試す(評価ナビ)→ 学ぶ(勉強会)の導線

このアカデミーは何のためにあるのか

はじめまして。理学療法士の木村晋一朗です。Physio Kimura Academy は、臨床18年と大学院での研究を通して培ってきた「臨床推論の言語化」を、若手・中堅のセラピストに共有するための場です。

「なんとなく良くなった」「なぜか今日は効いた」——その”なんとなく”を、説明できる言葉に変える。それがこのアカデミーの一貫したテーマです。技術そのものより、**技術を選ぶ前の「考え方・評価の組み立て方」**を扱います。

考え方の背骨にあるのは、私がマーク・ジョーンズ先生と恩師・亀尾徹先生から学んだ臨床推論の系譜です。詳しくは主宰についてをご覧ください。

学びの順路 起承転結:起=所信表明 承=3つのクセ 転=3つの判断 結=型を育てる
学びの順路は「起(所信)→承(3つのクセ)→転(3つの判断)→結(型を育てる)」の一本道。

おすすめの読む順番 — 起承転結の一本道

このアカデミーの記事は、起 → 承 → 転 → 結の流れで読むと、知識が「点」ではなく「物語」として定着します。上から順にどうぞ。

起 — まず、出発点に立つ

なぜ臨床推論なのか。その問いに、私の所信表明から入ってください。

ここで「言語化する力」がなぜ全ての土台なのかを共有できれば、この先の記事の意味が変わります。

承 — 失敗から学ぶ(若手が陥る3つのクセ)

次は、私自身の過去の失敗を公開添削した「修士の臨床記録」シリーズです。若手が陥りやすい3つのクセ——①構造(画像・関節)に固執する ②局所だけを見る ③とりあえず安静にさせる——が、各話に具体例として出てきます。

Vol.1〜9 を通して読むと、3つのクセが手を替え品を替え現れることがわかります。全話は記事一覧から。

なぜ「治った話」ではなく「失敗の話」なのか。成功談は再現できませんが、失敗の構造は再現できるからです。

転 — 判断の型を持つ(3つの判断ポイント)

クセに気づいたら、今度は「ではどう判断するか」です。臨床推論を支える3つの判断ポイントを扱います。

①で安全を確認し、②で「なぜ痛いか」を見極め、③で「どの動きで痛むか」に落とし込む——この順で読むと、判断の型が一本につながります。

結 — 実践する(言語化を、現場で動かす)

最後は、学んだ思考を実際に動かす段階です。

  • 評価ナビゲーター(無料) … 7ステップの問いに答えると、仮説・確認事項・介入方針が組み上がる。記事で学んだ思考を、実際の症例で試す場所です
  • 勉強会 … 対面・少人数で「総論 → 各論 → 実技」を体系的に

自分の臨床推論のタイプを知りたい方は、タイプ診断から入るのもおすすめです。

最後に

臨床推論は、才能ではなく型と反復で育ちます。完璧な治療家になる必要はありません。「なぜそう判断したか」を一つずつ言葉にしていく——その積み重ねが、明日の患者さんを守る力になります。

一緒に、臨床の”なぜ”を言語化していきましょう。