なぜ保険リハを飛び出して、自費の道を選んだのか
2026/6/15
この記事で分かること
読了時間:約 3 分
- ✓ 保険リハの限界(時間・制度・関わり方・卒業後フォロー)を全部感じていた
- ✓ 核心は「疾患がないとリハビリができない」という制度の壁
- ✓ 自費なら疾患の有無に縛られず、身体機能の予防・維持に関われる
安定した病院を辞めて、なぜ自費の道へ
理学療法士として15年間、病院などで働いてきました。給料も安定していたし、症例にも恵まれていた。それでも私は、その世界を出て、自費サロンという道を選びました。
「もったいない」と言われたこともあります。でも、保険のリハビリを続ける中で、どうしても拭えない思いがあったんです。この記事では、その本音を正直に書きます。
保険リハで感じていた、いくつもの限界
正直に言うと、限界は一つではありませんでした。
- 時間が足りない:一人ひとりにかけられる時間が、制度の枠で決まってしまう
- 制度の縛り:医師の指示、疾患名、算定できる日数の上限——決められた枠の中でしか動けない
- 関わり方:本当はもっとじっくり向き合いたいのに、流れの中で十分にできないもどかしさ
- 卒業後のフォロー:保険の期間が終わったら、その後の生活には関われない。「ここからが本当に大事なのに」と思っても、手が離れてしまう
どれか一つではなく、これら全部に、少しずつ引っかかっていました。
一番のジレンマ:「疾患がないと、リハビリができない」
中でもいちばん大きかったのが、これです。
保険のリハビリは、疾患別リハビリが基本です。つまり、何かしらの疾患(病気やケガ)がないと、そもそもリハビリの対象にならない。
でも、現場で向き合っていて強く感じたのは——「病気になる前」「まだ症状が出ていない段階」でこそ、できることがたくさんあるということでした。身体機能の低下を防ぐ。動きの癖を整える。将来の不調を予防する。これらは、疾患がついてからでは遅いことも少なくありません。
なのに、保険の枠の中では、その「予防」に関わることができない。ここに、どうしても越えられない壁を感じていました。
自費なら、疾患がなくても関われる
自費という形を選んだいちばんの理由が、これです。
自費なら、疾患の有無に縛られず、身体機能の維持や予防に関わることができる。「病気ではないけれど、この先も元気に動ける身体でいたい」——そんな方に、じっくり時間をかけて向き合える。
保険では関われなかった領域に、自分の判断で踏み込める。これが、私が自費でやりたかったことの核心でした。
もちろん、自由には責任が伴う
きれいごとだけではありません。自費には、保険にはない厳しさもあります。
- 医師の指示で患者さんが来てくれるわけではない。自分で集客しなければならない
- 保険という後ろ盾がない分、自分の施術の価値を、自分で示し続ける必要がある
- 制度に守られない=すべて自己責任
それでも、私は自費を選びました。自分が本当にやりたい関わり方ができる——その魅力が、不安を上回ったからです。
まとめ
- 保険リハの限界(時間・制度・関わり方・卒業後フォロー)を、全部感じていた
- 核心は「疾患がないとリハビリができない」という制度の壁
- 自費なら、疾患の有無に縛られず、身体機能の予防・維持に関われる
- 自由には責任(集客・価値の証明)も伴うが、それでもやりたい関わりがあった
「自分も、保険の枠の外でやってみたい」と感じているなら——
保険から自費へ。私が経験したリアルを、お話しします。