Academy Founder
木村 晋一朗
理学療法士 / フィジオサロンキムラ代表 / Physio Kimura Academy 主宰
「なぜ良くなったのか」を言語化できる理学療法士を増やしたい
理学療法士として18年間、名古屋市守山区を拠点に約5万人の患者さんと向き合ってきました。 整形外科・神経系・慢性痛・スポーツ傷害まで幅広く担当しながら、 大学院では臨床推論の研究を続けています。
若手の頃、ずっと悩んでいたのは「なぜ良くなったのか説明できない」ということでした。 感覚で治療できても、言語化できなければ再現性がない。 同僚に教えることもできない。
そこで私が積み上げてきたのが、「構造×痛みメカニズム×患者文脈」を統合した 臨床推論の枠組みです。このアカデミーは、その思考の枠組みをオープンに共有する場として作りました。
Lineage
受け継いだもの
理学療法士になって数年、私はずっと不安でした。患者さんが良くなっても、 「なぜ良くなったのか」を自分の言葉で説明できなかったからです。
その答えを探して、私は新潟医療福祉大学大学院の門を叩きました。 そこで恩師・亀尾 徹先生に出会い、 クリニカルリーズニング(臨床推論)——感覚を論理に変える思考法を、体系的に叩き込まれました。
亀尾先生が伝えてくれたのは、世界の徒手療法・痛み科学の最前線でした。 Maitland の評価体系、Butler と Gifford の痛みのメカニズム、 そして臨床推論の礎を築いた Mark Jones。 私はその Mark Jones 本人からも、来日セミナーと海外研修で直接学ぶ機会を得ました。
19年の臨床と、この系譜。私がアカデミーで伝えたいのは、特別な手技ではありません。 「なぜ効いたのか」を言語化する力——あの日の私が一番欲しかったものを、 今度は後輩のあなたへ繋ぐこと。それが、私の使命です。
数字で見る経歴
18年
理学療法士としての
臨床経験
5万人
これまでの
治療・介入実績
修士
大学院で
臨床推論研究継続中
院長
フィジオサロンキムラ
代表
経歴
1985年
愛知県生まれ(昭和60年10月19日)。守山区で育つ
2008年
専門学校 星城大学リハビリテーション学院 卒業・理学療法士免許取得。医療法人宏和会あさい病院(瀬戸市)入職
〜
四軒家整形外科クリニック(尾張旭市)勤務。整形外科疾患を中心に臨床経験を積む
〜
医療法人ひさごクリニックかけはし(中村区)勤務。慢性痛・神経系・術後リハビリを担当
〜
ベル整形外科クリニック(尾張旭市)勤務。スポーツ障害・慢性疼痛まで幅広く担当。「構造主義バイアス」への問題意識を強める
2023年
フィジオサロンキムラ開業(名古屋市守山区)。自費診療で「構造×痛みメカニズム×患者文脈」を統合した臨床推論を実践
〜
新潟医療福祉大学大学院(高度専門職大学院)修了。臨床推論・疼痛科学を研究テーマに修士号取得
2024年
Physio Kimura Academy 設立。臨床記録・Red Flag・疾患別推論を体系的に発信開始
資格・学歴
📜 資格
- ・理学療法士(国家資格)
- ・臨床徒手理学療法士
🎓 学歴
- ・専門学校 星城大学リハビリテーション学院
- ・放送大学
- ・新潟医療福祉大学大学院(修士)
専門・得意分野
整形外科疾患の臨床推論
腰椎・頸椎・肩・膝など、複合的な病態の評価と鑑別診断
痛みのメカニズム解説
侵害受容性・神経障害性・痛覚変調性疼痛の分類と介入戦略
Red Flag の見極め
見逃してはいけない重篤疾患のスクリーニングと紹介判断
患者説明・言語化
患者に伝わる言葉で「なぜ痛いか」「どうすれば良くなるか」を説明する技術
エビデンスと臨床の統合
論文・研究を現場に落とし込むPEICO/PICO思考
若手セラピストの育成
勉強会・記事を通じた次世代理学療法士の臨床推論力強化
なぜアカデミーを始めたのか
理学療法士の世界には、「臨床経験を積めば自然に上手くなる」という暗黙の文化があります。 しかし私はこれに強い疑問を持っています。
経験は大切ですが、それだけでは「構造主義バイアス」—— 画像や解剖学的異常所見だけで患者を見てしまう落とし穴——から抜け出せません。 「MRIで椎間板ヘルニアがある=それが原因」という思い込みで、 本当の問題を見逃してしまうケースを私も何度も経験しました。
このアカデミーは、経験だけに頼らず、再現性のある臨床推論の枠組みを身につけるための場所です。 修士課程での研究、18年の臨床記録、5万人との関わりから生まれた「一次情報」を、 若手理学療法士にオープンに届けたいと思っています。
「言語化できる臨床」は、あなたの自信につながります。