Physio Kimura Academy
開業・独立 シリーズ:セラピスト開業の教科書 #6

一人開業の、お金のリアル──「いくら売れたか」より「いくら残るか」

2026/6/15

一人開業の、お金のリアル──「いくら売れたか」より「いくら残るか」

この記事で分かること

読了時間:約 2 分

  • 開業当初の収入は不安定。でも自宅サロンは固定費が軽く守りが強い
  • 経費率は約40%。最大の経費は広告費
  • 大事なのは売上より「手元にいくら残るか」。数字は毎月見る

開業の「お金のリアル」を、正直に

開業して一番気になるのは、やっぱりお金です。「実際、食べていけるの?」と。この記事では、きれいごと抜きで、一人開業のお金のリアルを書きます。

収入は、最初は不安定

正直に言うと、開業当初の収入は安定しませんでした。

予約が思うように埋まらない月もあり、貯金が減っていく不安と向き合った時期もあります。これは、多くの一人開業が通る道だと思います。だからこそ、前の記事で書いた「生活防衛資金1年分」が効いてくるんです。

でも、自宅サロンは「守り」が強い

収入が不安定でも、私が生き延びられたのは、固定費が軽かったからです。

1本目で書いた通り、自宅サロンは家賃・人件費・仕入れがありません。出ていくお金が少ないから、収入が少ない月でも、致命傷になりにくい。攻め(売上)が弱くても、守り(固定費の軽さ)で持ちこたえられる——これが自宅サロンの強さでした。

経費の中身:最大は「広告費」

私の経費率は、おおよそ40%です。つまり、売上の4割くらいは経費に出ていく感覚。

その中でも一番大きいのが、広告費(月10〜15万円ほど)です。自宅なので家賃も人件費もない分、お金の使いどころは集客に集中します。逆に言えば、広告費の費用対効果が、利益を左右するということ。光熱費・消耗品・サーバー代・会計ソフトなどは、月1万円ほどに収まっています。

「いくら売れたか」より「いくら残るか」

開業して学んだのは、これです。

売上の大きさに一喜一憂しがちですが、本当に大事なのは手元にいくら残るか(利益)。売上が大きくても経費がかさめば残らないし、売上が小さくても固定費が軽ければ意外と残る。

自宅サロンは後者で戦えるスタイルです。「たくさん売る」より「無駄なく残す」。一人で続けていくなら、この視点が効きます。

数字は、毎月見る

最後に習慣の話を。私は会計ソフトを使って、毎月の売上・経費・利益を見るようにしています。

どんぶり勘定だと、気づいたら赤字、ということになりかねません。自分のお金の流れを、数字で把握しておく。これは、規模が小さいうちから身につけておいてよかった習慣です。

まとめ

  • 開業当初の収入は不安定。生活防衛資金が心の支えになる
  • 自宅サロンは固定費が軽い=守りが強い。収入が少ない月でも持ちこたえられる
  • 経費率は約40%、最大は広告費。集客の費用対効果が利益を決める
  • 大事なのは売上より「いくら残るか」。数字は毎月見る習慣を

「自分の場合、どのくらい残るんだろう?」と知りたくなったら——

開業を目指すセラピストへ(無料LINE相談)

固定費から利益まで、リアルな数字でお話しします。